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特別企画!! 国内不動産セミナー 「コンセプト型まちづくり」の魅力とは
『株式会社オウチーノ主催 イタリア発スローシティに学ぶ「コンセプト型まちづくり」の魅力とは 』
【日時】 | 9月18日(金)19:00-21:00 9月26日(土)14:00-16:00 |
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【会場】 | 東京都港区東新橋2-14-1 コモディオ汐留8F |
大都市への一極集中化が加速している近年の日本。首都圏が肥大化する一方で、地方都市や第一次産業は衰退。無個性な我が国の都市そのものに魅力を感じずに、海外物件へ目を向けている投資家の方も多いのではないでしょうか。今回は、画一化が進む日本の中小都市の街づくりに一石を投じる国内不動産をスペシャル企画としてご紹介。東武鉄道が千葉県野田市を舞台に開発を進める「ソライエ清水公園アーバンパークタウン」は、イタリア発祥のスローシティに習って、地域との共生をコンセプトに等身大の価値ある街づくりを目指すまったく新しいプロジェクト。東京駅まで46分という通勤圏内ですので、実需はもちろん、セカンドハウスとして利用することも可能です。首都圏で憧れのスローライフを手に入れる今が、チャンス!!
世界中からの憧れを集める人口わずか5000人のイタリアの小都市
▲世界遺産にも登録されたアマルフィの街並み。近年、映画の撮影の舞台して有名となった。
スローシティとは、1999年にイタリアのトスカーナ地方で発祥、その地方の自然や資源、産業を大切にして、住み心地の良い小都市づくりをコンセプトに掲げた社会運動のこと。「よりよい生活の品質の向上」「都市の均一化、グローバル化への対抗」「地元生産物の活用」「環境の保護などの指標を掲げて、地方都市の活性化に取り組んできました。スローシティの最大の特徴は、行政に任せるのではなく、住民自身がその地域の魅力を見直し、発信して、街の付加価値を作り上げていくこと。たとえば、イタリア・サレルノ県北西部に位置するアマルフィは、人口約5000人のスローシティ。古代ローマ時代から続く景観を活かして、映画の撮影やコンサート、街中での結婚式を積極的に誘致。従来の生活をそのまま残しながら、世界有数の観光都市にまで成長しました。他にも世界180都市以上がスローシティ加盟、地方都市の生き残りをかけて、それぞれの等身大の街づくりに取り組んでいます。
▲アマルフィ大聖堂。美しい街中では様々なイベントが開催。レモンを用いたリキュールが特産品として有名。
▲のどかな田園風景が広がるイタリア・テルニ県オルヴィエート。スローシティ事務局のがある人口21000人の街。
▲オルヴィエートの白ワインは世界的に有名。農業の他に、郊外に抱えた工業地帯も街の発展に貢献している。
「日本一暑い・・・」というマイナス要素を逆手にとった熊谷市
2013年、日本で初めて宮城県気仙沼市がスローシティに認証されました。豊かな海産物などの食を中心とした街づくりの取り組みが認められたのです。イタリア発祥のスローシティには、「食文化の活用」など55の細かな指標がありますが、コンセプトを掲げた街づくりとして日本独自のスローシティ運動が広がりつつあります。たとえば、日本一暑い街のひとつとして知られるようになった熊谷市。内陸の暑い街というイメージを逆手にとって、2011年、「暑い熊谷に涼しい緑の風を吹かせよう」というコンセプトで、緑化推進運動がスタートしました。「まちなか緑化」のために、セミナー、ワークショップが企画され、コンペも開催。街のいたるところに緑化が進み、植樹された場所は、熊谷市の涼風スポットとしてマスコミにも取り上げられるように。緑化エリアは市民の憩いの場としてだけでなく、観光スポットとしても注目を集めるようになったのです。
▲埼玉県・熊谷市の緑化エリア。ベンチが設けられ、川面からの涼しい風は市民や観光客の憩いの場に。
▲「練馬大根」で知らる練馬区でもスローシティ運動が進んでいる。東京23区で最大の農地面積を持つため、「農地と共生した街づくり」がコンセプト。
都心からわずか45分。自然と共生する憧れのスローシティが誕生!
都心からわずか45分の首都圏にもコンセプト型・街づくりの波は広がっています。埼玉県「大宮」駅と千葉県「船橋」駅を結ぶ東武アーバンパークラインにある「清水公園」駅(千葉県野田市)で始まっている「ソライエ清水公園」もそのひとつ。東京からおよそ45分という立地でありながら、500区画の開発地の中には、5つの公園を持ち、近くではフィールドアスレチックやカヌーなどの川遊びを楽しむことができます。この豊かな自然環境を根幹に「ソライエ清水公園」は明確な3つのコンセプトを掲げ、街づくりに挑んでいるのです。
▲「ソライエ清水公園」全体区画図。開発中の全500世帯の街並みには、駅前広場の他、5か所の公園が設けられている。
▲清水公園のチューリップ畑。同施設には、日本最大級のフィールドアスレチックもある。
▲近くを流れる江戸川。地元のカヌークラブでは、江戸川下りを楽しめる。
ステージはみどり豊かな郊外のまち。コミニュティの力が、都市を強くする
▲地域の住民と新しい入居者が参加した合同イベント「そとごはん」。「ソライエひろば」では、地元の野菜が販売されるマルシェも定期的に開かれる。
「ソライエ清水公園」のコンセプトを象徴しているのが、駅前に設けられた「ソライエひろば」。ここには、住民が利用できるカフェや図書館、 DIYの道具一式が揃った工房、ビザが焼ける石窯まで設けられています。ここでは「ソライエ清水公園」の入居者はもちろん、地元の住民を招いての食事会が開かれています。。街並みの随所に植えられた緑や建物には、風や光など自然の力を利用して、夏は涼しく冬暖かく感じるような「パッシブデザイン」を採用。また、内装の壁面とウッドデッキは未施工のまま引き渡しを受ける。入居者が自ら、好みの壁紙を貼って、色を塗れるので、家への愛着はひとしおとなるような仕組みも大きな特徴のひとつなのです。
▲家族みんなで壁紙を施工中。工房の専用スタッフがサポートしてくれるので、安心して家作りを楽しめる。世界でひとつだけのオリジナルの我が家が完成!
▲敷地内はプール、フィットネスジムなど豪華な施設が併設。
▲街並み・建物の総合プロデュースは「株式会社チームネット」代表の甲斐徹郎氏。「環境共生」をコンセプトに、これまで多くの街づくり、家づくりを手がけてきた。日本の古民家を参考にしたパッシブデザインには、街並みの配置から、植栽、住まいの細部にまで、永く心地よく住めるような工夫が施されている。
プロジェクト概要
講演者
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甲斐 徹郎
1959年東京都生まれ。千葉大学文学部行動科学科(社会学専攻)卒業。1995年、環境共生型の住まいと街を創造し普及させるコンサルティング会社として、株式会社チームネットを設立。独自の「つながり」理論をもとに多くの環境共生プロジェクトを手がける。日本経済団体連合会「ゆとりある豊かな住生活を実現する国民推進会議」副会長(2008~2013)。関東学院大学客員教授 東京都市大学都市生活学部、多摩美術大学環境デザイン学科、都留文科大学文学部社会学科、立教セカンドステージ大学 非常勤講師
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不動産コンサルタント
市川 隆久東京外国語大学卒業後、1984年株式会社リクルートに入社。日本の不動産業界で30年の業務経験を有する。現在、世界各国を視察し、不動産を知り尽くした鋭い分析力で厳選した海外不動産を紹介している。オウチーノへのセミナーを多数実施。
特別企画!! 国内不動産セミナー 「コンセプト型まちづくり」の魅力とは
2015/9/26 14:00~
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