海外不動産セミナー.com 福岡 範洋
ベトナム・ホーチミン不動産視察レポート(2017年2月17日~2月19日)
2017年2月17日~2月19日、休暇を取ってベトナム・ホーチミンの不動産視察に行ってきました。
今回はJアセットパートナーズ・竹口代表にお願いして、人気の物件や今注目のエリアなどいくつかご案内していただきました。
見に行った物件としてはVINグループのセントラルパーク、ゴールデンリバー、CapitalandグループのビスタAnPhu、ビスタVERDE、Kustoグループのダイヤモンドアイランド・ブリリアンタワー、クリードグループのリバーシティ他です。
4年前に海外不動産の視察でシンガポール、タイ、マレーシア、フィリピンを訪問しました。ベトナムは私自身も初めて訪れましたが、まずは私がベトナムに対して思ったことにつきまして述べさせて頂きます。
今回私が宿泊したのは、ホーチミン・ドンコイ通りとサイゴン川の交差地点にあるコロニアルホテルの「マジェスティックホテル」。1925年建設の趣のある建物で、夜景も綺麗でした。ホテル内には1940年当時の写真があり、当時の写真にはホテルの上部に「日本ホテル」という看板が掲げられていました。それまではフランスの植民地だったベトナムが日本の植民地になった頃だなあと思いました。
▲建設中のコンドミニアム
▲ベンタイン市場で売られている魚
▲ベトナムのカニ料理に使われる生きたカニ
▲ベトナム・ホーチミンにはカフェが多い
日本人と国民性が似ているベトナム
ベトナムに最初に訪れてまず驚いたのは自動車とバイクの多さです。ベトナム全体の人口は9000万人超ですが、ホーチミンの人口は800万人超で非常にたくさんの自動車とバイクが道路を利用しています。 今回私がベトナム人が日本人と国民性が似ていると感じた点をご説明します。 ⓵綺麗好き・・・殆どの自動車やバイクが綺麗(乗り物を大切にし、しかも頻繁に洗車している様子) ⓶手先が器用・・・あれだけの自動車・バイクが入り乱れていても衝突事故がほぼ無い。 ⓷秩序を重んじる・・・路肩を走るバイクもあり、一見秩序が無いように見えますが運転速度が自動車もバイクもほぼ同じなので「秩序が無いようで秩序がある状態」とも言える。 ⓸民族主義・・・貧困国では現地の若い女性と白人男性のカップルが多いですが、殆どのカップルがベトナム人同士でした。 ⓹中流階層の多さ・・・貧困率の低さもあって痩せている人が少なかった。
▲都心の風景
▲郊外の風景
不動産投資が向いているベトナム
日本語が堪能なベトナム人の通訳から「ベトナム人は銀行を信用しておらず、お金がたまったら金を購入するか不動産を購入する」と言われました。ホーチミンはベトナム戦争で敗北し、土地は北ベトナムに奪われたためか不動産に対するこだわりが他国に比べて強いようです。視察ではモデルルームをいくつか見ましたが、ベトナム人の若い夫婦やファミリーがたくさん来場されていました。
▲ホーチミン1区のモデルルーム風景
▲ホーチミン1区のモデルルーム風景
▲ホーチミン7区のモデルルーム風景
▲ホーチミン7区のモデルルーム風景
取材ご協力
Jアセットパートナーズ株式会社
竹口 淳(たけぐち じゅん)
1971年生まれ富山県出身。1994年に富士銀行(現みずほ銀行)に入行。その後、ソフトバンクグループやKPMG、SBIキャピタル(バイアウトファンド)等。2010年12月のSBIグループ退社後は、海外投資行うために単身で東南アジアへ渡る。2011年8月より約2年間にわたり、カンボジアの現地金融機関の経営に参画。2013年10月よりカンボジアをメインに投資事業と海外人材の育成に務める。
公開日:2017年2月20日